赤ちゃん

実際どうなの?「叱らない子育て」の教育論

真意を知る

最近は叱らない教育法を推進する動きがあります。
メディアでも教育問題などでよく登場する尾木ママこと、尾木直樹先生はこの「叱らない子育て」教育についてよく語られています。

ただ尾木ママの教育論でもある叱らない子育ての中にある深い意味を理解せず、ただたんに「何をしても叱らない子育て」をしてしまう保護者も多いのです。
何をしても叱らなくていいのではなく、お子さんの気持ちに沿ってどう伝えていけばいいのか、また普段の親御さんの行動なども問われる教育論なのです。

これを誤解し、子供を叱らないようにしなければと何をしても叱らず、かえって自分にストレスをため込んでいる親御さんもいますし、我儘し放題のお子さんに成長させてしまったという親御さんもいます。
叱らない子育てとはどういう事なのでしょうか。

決して叱らないだけじゃない

叱らないという事だけが先行している尾木ママの教育論ですが、勿論もっともっと深い指導があります。
叱るのではなくお子さんをしっかりほめることが大切、というのも、悪い事をしても「いい子ね」といえ、という事ではなく、「普段からいいことをしたら褒める」お子さんの行動に気が付いているよ、というアクションを起こしなさいという事です。

悪いことをしていたらまずお子さんに「どうしてこういう事をしたの?」と聞いてみることも必要です。
何が訳があっていけないこととわかっていながら感情に任せて悪いことをしてしまったかもしれません。
いきなり「何やってるの!!」と怒るのではなく、「なぜこうしたの?」と聞くことが大切と尾木ママは伝えています。

子供を深く理解する事

子供の様子をじっくり、ゆっくり見ているでしょうか。
仕事に行く時間なのに、今日は時間がないのに、どうしてこの子はのんびりしているの?と思う気持ちもわかりますが、ここで「早くしなさいよ、愚図ね」なんて絶対にいってはいけません。

子供には子供のペースがあり、その中で色々な事を考え成長しています。
愚図ね、早くしなさい、何してるの!!なんていう言葉で子供の想像力を折るようなまねはいけないのです。

この子は人にありがとうがいえない、ごめんなさいと素直にいえないのよ・・・と悩むお母さんがいますが、こういう方に聞いてみたいです。
あなたは人に素直に「ありがとう」がいえるでしょうか、悪いと思った時すぐに自分の立場があっても「ごめんなさい」がいえるでしょうか。

お子さんの教科書はお母さん、お父さんです。
普段からお子さんに「ありがとう」「ごめんなさい」をいえるお母さん、お父さんでいることが重要です。

お子さんをよく理解していること、お子さんに自分の都合を押しつけない事、叱る前に一呼吸おいてどういえばいいかな?と考えてみる事、尾木ママは、ただいきなり感情をぶつける簡単な子育てをするなといっているのです。

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