ノート

綺麗な字だねと褒められる!書道・習字の魅力

字がうまいというのは得をするという事

大人になってから一番思ったこと、特に親になってから非常に強く思ったことがあります。
それは、習字をもっとしっかり習っておくべきだったという事です。
きれいな字を書くお母さんを見ると、ああ、うらやましいなと感じますし、社会に出てから上司に「キミは字がうまいね」といわれている同僚を見ると、人格まで褒められたような感じがして、いいなーと思ったものです。

字は人を表すといいますが、確かにそうなのかもしれません。
何事にもまっすぐで実直に取り組む人の字は、しっかりとした字ですし、やる気がなくてなんでもだらしないという人の字を見ると、筆圧が弱くへなへなとした印象の字に見えます。
自分が下手だからという事もあるかもしれませんが、字が綺麗というのは、字だけはなく心も美しいと感じられるメリットの高いことだと感じます。

小さい時こそ字をしっかり書くことが重要

習字と硬筆では全く書き方などが違います。
習う事のメリットはたくさんありますが、一つは集中力です。
習字と集中力の関係は、こちらのサイトも参考になります。
>>お習字を始めて集中力が出てきました!【子供の習い事体験談】

硬筆は鉛筆で書けば何度もやり直しが聞きますが、習字は一筆一筆が勝負、そのため息を整えて集中し心を落ち着かせて書く事を訓練します。
しっかりした字を書くためには、ぴしっと姿勢を整える必要もあるので、字を書くとき自然と背中がまっすぐになり、きれいな姿勢をしています。
習字では先生から書き順もきちんと指導されるため、漢字力、国語力もアップし、また本を読むことが苦ではない子に成長しました。

硬筆と習字は持ち方も書き方も違いがありますので、お子さんに習わせるときは硬筆、習字、両方を習わせる方がいいでしょう。
うちの場合、別々の先生で習っていましたが、通常、硬筆と習字を両方同時に習えます。

書き手の心がしっかり伝わる

パソコンで事務的に書かれた年賀状よりも、毛筆できれいに丁寧に書かれた年賀状を見ると、心がこもっているなと感じます。
出来ればこんな達筆で年賀状を書いてみたいものだと思いますし、祝儀、不祝儀の名前を書くときにも、思わず息子にお願いするくらい文字はコンプレックスとなるものです。

パソコンの時代だからこそ、手書きで書く字に意味があります。
毛筆で丁寧に書かれた字には、その方の心を感じますし、美しい文字を見ると素敵な人だと感じます。

今の時代、字なんて書くことが少なくなっているから、下手でも問題ないという方がいますが、そんなことはありません。
十分にその人の財産になります。

きれいなタレントさんがクイズなどの解答を書いたとき、びっくりするくらい字が汚い事があります。
そんな時、そのタレントさんを深く知らないのに「いい加減そうな人」とか「あまり頭がよくない人かな?」と考えてしまいます。
字とはそういうものなのです。
どこに行っても恥をかかない字を書くこと、この教育は小さい頃からしっかり親御さんが考えてほしい教育です。

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